対局結果には「黒中押し勝ち」「白半目勝ち」といった書き方があります。短い言葉ですが、どんな終わり方だったかがぎゅっと詰まっています。
POINT 01
「中押し勝ち」は、途中で相手が投了した。
中押し(ちゅうおし)勝ちは、最後まで打ち切らずに、相手が投了して決まった勝ちです。大きな石が取られた、取り返せない差がついた。そんな局面で、棋士は自分から負けを認めます。地を数えないので、結果に目数は書かれません。
投了については「投了」ってどういうこと?で詳しく紹介しています。
POINT 02
「〇目半勝ち」は、最後まで打って数えた。
最後まで打ち終えて地を数えた場合は、「黒3目半勝ち」のように差が書かれます。半目が付くのは、白に足されるコミが6目半だからです。数字が小さいほど接戦で、「半目勝ち」はいちばん小さな差での決着です。
- 中押し勝ち:相手の投了で決着
- 〇目半勝ち:最後まで打って数えた差
- 半目勝ち:最小の差。最後まで分からない接戦
POINT 03
結果から、棋士らしさを想像する。
中押し勝ちが多い棋士は、戦いで一気に決める力強さがあるのかもしれません。逆に、細かい差の勝ちが多い棋士は、最後まで粘り強く打つタイプかもしれません。棋戦ページや棋士ページの結果を眺めると、その棋士らしさが少しずつ見えてきます。