まず覚えること
投了は「あきらめ」ではなく、勝敗を読み切った対局者が終局を告げる正式なサインです。盤上が埋まる前に終わっても、対局はきちんと決着しています。
POINT 01
逆転の道がないと判断したとき、対局は終わる。
囲碁では、最後まで打った場合の得点差を対局中に読みながら進めます。大きな石が取られた、陣地の差が広がった、残りの場所では追いつけない。そう判断した側は、自分の意思で投了できます。
END OF THE GAME
RESULT投了
勝敗を認め、相手に敬意を示す終局
POINT 02
「黒中押し勝ち」は、黒が投了で勝ったということ。
結果欄の「中押し勝ち」は、相手が投了したことを表します。石の数を最後に数えた勝ち方ではないため、何目差という表記は付きません。白中押し勝ちなら、白が投了によって勝者になったという意味です。
- 投了した側が弱い、という意味ではない
- 大差だけでなく、読み切った末のわずかな差でも起こる
- 終局後の検討では、流れが変わった一手が語られることが多い
POINT 03
突然終わったら、直前の表情より「最後の攻防」を戻す。
配信では、石を置かずに頭を下げたり、短い言葉を交わしたりして終わることがあります。見逃したと思わなくて大丈夫です。解説が「これは決まりました」「投了もやむなし」と言い始めた場所へ少し戻ると、決着の理由が見つかります。